地球の自然治癒力と人間の驕り

本日2020年4月16日、 弊社も 全面テレワーク態勢に
入っております。 この新型コロナウィルス は リーマンショックや
東日本大震災や ブラックマンデーの 経済危機 を もはや
遥かに凌駕し、 1918-1919年の スペイン風邪 第一次世界大戦
その後の1929年の 世界大恐慌に匹敵する 人類の危機と
言われるようになってきました。
この新型コロナウィルスの収束(いつになるか分かりませんが)まで
暫くは この話題で 自分なりの考えを 徒然なるままに書いていきます。

新型コロナウィルスのパンデミックを考えていると、
帯津良一(帯津三敬病院院長)というお医者さんの1995年の本「癒しの法則、心身を整える生命場の仕組み」を思い出しました。
早速 読み直してみました。
帯津さんは その中で 現代社会、現代文明を 痛烈に批判し、かつ
憂いておられます。

その本の中で帯津さんは 第三章の「地球の場が乱れている」、にて
下記のように 表現しています。

私たち人類は、経済成長や利便性を優先するがあまり、産業革命以来
大自然との接点を失い、自然から隔離した生活をして、本来あるべき自然治癒力を失った。人類は その経済活動のために、大気汚染、森林破壊、気候温暖化、などで地球を裏切り続けた。 地球も 大宇宙の一部であり
その一部であるにすぎない人類が 地球との共生を
怠っている、 遅かれ早かれ人類は地球から大きなしっぺ返し食うであろう。
と1995年に警告してます。
すなわち、 地球も生き物であり 宇宙という場の一部、 人間も地球の場の
一部であるにも拘わらず、 人類はまるでウィルスか 癌細胞のごとく
地球を痛め続けてきた。 今 生き物である地球が その
自然治癒力で人類を滅ぼすことを開始した。
もし、地球が人間で、人間が細菌だったら、どうであろうか?
人間が地球と共存していたら、地球は人間に害を及ぼすことは、ない。

しかし、細菌が繁殖しすぎたら、地球は最大限に自然治癒力を働かす。
地球の自然治癒力が人類に対して立ち向かうことになる。

森林破壊には、それを阻止するために 洪水や、台風を起こし
人類を攻撃する。
地球温暖化には、異常気象という形で、熱波、疫病、干ばつ を起こし、人類を疲弊させる。

ウィルスも人類という細菌を地球がやっつける手段の一つであろう
(1995年の本にては エイズと アトピーを引き合いにしました)
人間は地球のひとつの細胞にすぎないのである。人類が地球の癌細胞になったら、地球も生きるわけで その自然治癒力で 癌細胞に立ち向かうのが必然。

1995年に、帯津良一さんは、そのように書いています。
今 世界中が 新型コロナウィルスによって、 自宅待機を強いられ、
エネルギーの使用が半減し、 大気汚染が どんどん解消されている
ようです。 もし新型コロナウィルスが 更に蔓延すれば
人類は 細菌(ウィルスかも知れない)として 活動できなくなり
地球は その自然治癒力で 健全な姿を取り戻すでしょう。

このウィルスにより 人類は新しいライフスタイルを構築できるかも
知れません。 すなわちそれは地球との共生です。
テレワーク 自宅勤務は 人の移動を著しく制限しますから
エネルギーは半減しますし、 紙もいらないから 森林破壊もなくなりますし
大気汚染も 減るでしょう。
人類が 反省できるかどうか・・・・
今後にかかっていると思います。

2020年4月16日 

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